ほとけさま
仏様の、それってほんと? (2004)

おことば 4: 『すり傷には サランラップがいいらしい (閉鎖療法)』

さぁ、今話題の『閉鎖療法』です。インラインってすり傷が多いですよね。
転んだり、スティックで擦ったり、防具がずれたり・・・
で、すりキズ ヒリヒリするし 消毒は痛いし、なかなか治らないし、
カサブタの引きつり感はキモチワリ〜し、
一旦治ったと思ってもカサブタが剥げて再出血しちゃうし・・・
なんだかんだで全治に2週間以上かかっちゃうんですよね。
それが、ラップ(サランラップとかクレラップ)を使って『閉鎖療法』
ってのをやると3日〜5日で治っちゃうらしいんです。
まぁ、どうして治るのかって詳しい話は、それ系の下記ホームページを
見てもらうことにして、とりあえず実験してみました。

http://hiroshima.plala.jp/tmp/kizu/index.htm

ホラ、ほんとスゲェでしょ?。百聞は一見にしかずです。
みなさんもゼヒ試して見てください。

やり方はカンタン。傷口を閉鎖するだけなんです。

1)水道水で傷口を洗い流す (土とか石が洗い流されればOK)
2)ラップ(サランラップとかクレラップ)を貼る。
  ラップにワセリン塗ったり、淵をテープで止めたりするとより効果的。
3)毎日水洗い(お風呂に入る)した後、ラップを貼りかえる。

 留意する点は、消毒液を使わない。傷口を常に湿らせたようにする。です。

たったこれだけです。ラップを貼ったとたんにあのスリキズ独特のヒリヒリ感が
消えます。ひと晩たつと傷口自体もだいたいふさがってスベスベになるのでお風呂に
入って痛く有りません。ほんと今までのはなんだったんだって感じです。
あと、注意事項としては、深い傷や、動物に噛まれたキズは辞めといたほうが
良いと思います。

さぁ、 防具袋にラップを忍ばせましょう。

参考ホームページ
  http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/next/wound245.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/next/YOUTIEN2.PDF
  http://www.ne.jp/asahi/conago/nimravus/vus8/kizu.html

ちなみに、小さな傷であれば、専用の「バンドエイド」キズパワーパッド
ってのが市販されています。
  http://www.jnj.co.jp/press/pr/pr040301/pr_040301b.html

要は

●傷を乾かしてはいけない。湿潤は治そうと細胞等が活動している証拠。
●消毒剤は治癒に最も重要な細胞を全てを全滅させてしまう。
●傷が化膿するのは異物や壊死組織(カサブタ含む)が傷に残っているため。
●異物や壊死組織を洗い流せば(水)、細菌がいても化膿しない。
●皮膚に細菌がいるのは当たり前で、消毒しても無菌にはならない。
●皮膚に細菌がいくらいても、異物や壊死組織がなければ化膿しない。
●カサブタは壊死組織であり、傷を治りにくくする。

っつーことみたいですな。でもって、
閉鎖療法 ラップはちゃんと留めた方がエエです。
胸のキズは位置的に、浸出体液が結構クサイ・・・。

あと、閉鎖療法のキモは、乾燥させない・・・となると
気になるのがアノ乾燥させちゃう薬、そう『キズドライ』
こんなことになってます。
http://hiroshima.plala.jp/tmp/kizu/dry.htm