おことば 17: 『インフルエンザ対策は、やっぱり・・・らしい』
流行りつつあります。インフルエンザ。
あのマスクの目的はウィルス捕獲ではなく 「ゴホン10万、ハクション100万」
という言葉通り、1回の咳(せき)で10万個、1回のくしゃみで100万個が
空気中にばらまかれると言われているウイルスの入った唾液とか鼻水の
拡散防止を目的としています。
また、マスクにはもう一つ大きな約目があります。
マスク内の湿度を高めるという役割です。
インフルエンザウィルスは湿度に弱く、湿度50%以上では
ホトンド死滅してしまいます。
マスクをすると
マスク内は高い湿度を保てます。また、温度も高くなるため
寒さによる鼻・のど・気管などの血管の収縮を防止して線毛の動きの鈍化を
防ぎ、ウイルスや細菌の侵入をできるだけ少なくする訳です。
また、ウイルスは湿度の低い状況(湿度が40パーセント以下)だと
ウイルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度はゆるやかになり、
約30分間、空気中を漂うことになると言われています。
このような状況も、マスクで防げるわけですね。
マスクは、感染しないためにも、人に感染させないためにも、有効なようです。
特に 感染している人は症状がでてから3〜7日間はウイルスを排出するらしいので、
エチケットとしてマスク着用は心がけたいですね。
私はウィルス持ってますから近づかないように!!
ってサインにも成りますから〜(笑)
最後にうがいです、これもインフルエンザのウイルスは気道の粘膜に
取り付くと約20分で細胞の中に取り込まれてしまうため
20分ごとにうがいしなきゃ意味がないため効果は無いよって意見ありますが、
うがいそのものは非常に効果的です。
だったら、ウィルスをもらったかな〜と思ったら(人ごみに出かけたら)
すぐうがいのできる環境を作っちゃえばいいんです。
喉荒れを防ぐ
ポビドンヨードの入ったのど用スプレーとか、
緑茶のペットボトルを持ち歩くと良いですね。
もらったかな〜と思ったらすぐうがい。のどに潤いを与える意味でも緑茶持ち歩きは効果ありそうです。
ただ、インフルエンザのウイルスはのどの粘膜よりも鼻の粘膜から高頻度に検出されるようですので、
なかなか難しいですが鼻うがいも忘れずに!
私はこんなものを常備しています。
これらの対策してても、ウィルスは入って来ちゃいます。
でも、ウィルス入っても、発症する人と発症しない人いますよねぇ。
何故なんでしょ。まぁ詳しいハナシはおいとくとして
ウィルスと戦って勝っちゃう人が
発症しない人なんですね。
タミフルや、リレンザというインフルエンザ特効薬もでています。
発症48時間以内に投薬すると効果的だそうです。ただこれらの薬は
ウィルスを退治するわけじゃなくて、新たな増殖を防ぐだけですから
最終的にウィルス撃退するのは自分の免疫力=体力勝負
そして気合いです。
無理をしないで、十分な睡眠をとり、栄養のバランスを考慮した食事の摂取は、キホンですね。ってことで・・・
ホッケーのし過ぎによる体力低下にはくれぐれもご注意を・・・。
ではまた来週。
他にも良い方法有れば教えてください。
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